なぞなぞ JT-DX:Windows10:Kenwood [TS-990] : Yaesu[FT-991]
【JT-DX:勝手にサウンドカードを「Default Device」に書き換えてしまう】
【Windowsサウンド:既定の通信デバイス】
【Windowsを休ませない:USB入力デバイス常時給電】
【TS-990:[CAR]ツマミに注意】
【FT-991:DATA MODE 1500Hzシフト】
ローカルOM局のFT-8設定のお手伝いをしたのですが、初めて取り扱う「TS-990」と「FT-991」ということで、なかなかの難敵でした。
機種特有の設定を理解する時間も必要でしたが、今回は「JT-DX」と「Windows10」にも翻弄されました。

【JT-DX:勝手にサウンドカードを「Default Device」に書き換えてしまう】
どうにか「TS-990」でFT-8が動くようになり一安心というところでしたが、「時間が経つと送信出力が出なくなる」と言われました。
にわか知識の設定が悪いのかと思い再設定すると、ちゃんと動作します。
ところが、「しばらくすると送信出力が出なくなる」とのこと。

設定を見直すとオーディオが「Default Device」に変わっています。
何にもいじっていないのに、JT-DXが勝手に書き換えているらしい。???
以前もトラブルがあったということなので、「外付けサウンドカード⇒ACC2」から「USB Audio CODEC」に変更したのですが。・・・(うーん)

【Windowsサウンド:既定の通信デバイス】
デバイスマネージャーを覗くと、「ディスプレイ・PC本体・外付けサウンドカード・USB Audio CODEC」と多くのデバイスが並んでいます。
根気にネットを調べていくと、PC立ち上げなどで「サウンドデバイスに変化があると、JT-DXがDefalt Deviceに書き換えてしまうらしい。(余分なことを・・・)
解決策として、Windows10サウンドで「USB Audio CODECを既定の通信デバイス(Default)」に設定しておけば、JT-DXが書き換えても大丈夫ということです。(難問題解決、やれやれ)

【Windowsを休ませない:USB入力デバイス常時給電】
更に調べていくと、Windows10の省電力設定が悪さをしているらしい。
USB入力デバイスが省電力で立ち上ると、ちょっとしたタイミングで外付けサウンドカードやUSB接続のRS232C変換アダプタが認識できなくなり、TS-990の通信障害の原因となっているようです。
先ずは、スリープ動作はオールなし。
そして、「USBのセレクティブサスペンドの設定⇒無効」。

念には念を入れて、デバイスマネージャー⇒ヒューマン インターフェイス デバイスで、
USB入力デバイス⇒電源管理、「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする(A)」のチェックを外します。
【TS-990:[CAR]ツマミに注意】
TS-990には、もう一つDSCWを設定しましたが、今度はKenwoodの落とし穴が待っていました。
FT-8と同様、時々サウンドカードやCOMポートが認識されないことがありましたが、省電力問題は解決しているはず。・・・
ところが何回設定を見直しても、TS-990がTX状態になっているのにCW送信出力が出ないのです。???
取扱説明書を根気に見て行って、ようやく気付いたのがCWモードでのキャリアレベル調整。
前面パネルの二重ツマミ[CAR]が絞られていたのを、右に回していくとようやくCW信号が出力されました。(TS-990設定画像クリックで拡大表示)
【FT-991:DATA MODE 1500Hzシフト】
別のOMさんのFT-991ですが、TS-990の体験を基にスムースに設定できるはずでしたが、またしてもYaesuの落とし穴が待っていました。
FT-991の細かいメニューに困惑しながらも設定を終えたので、DX局をクリックするとしばらくしてQSO成立。(一安心)
ところがなんか変。
妙にデコード数が少ないし、送信周波数によってPowerメータの振れが少ないのです。
取扱説明書を見ながら、DATAモード時の送信帯域・受信帯域を拡げました。
送信の方は治りましたが、相変わらずデコード数が少ない。
JT-DXのワイドグラフをよーく見ると、1500Hz以上の帯域に信号がありません。・・・
受信帯域の制限メニューが他にもあるのかなと思い探しますが見つかりません。(あー困った)
その後、ネットを探していくと「DATAモードの初期値はPSK用になっているので、キャリア位置を設定」という記事を見つけました。
最新のRIGになってからは、キャリアポイントという考え方はすっかり忘れていましたが、初期設定の0Hzを1500Hzに上げてやると、見事にワイドグラフは0Hz~3000Hzまで信号が見えるようになりました。(これも難問題でした)(FT-991設定画像クリックで拡大表示)
今回ローカルOMさんのお手伝いを通じて、IC-7610では経験したことがなかった「JT-DX:Windows10:Kenwood [TS-990] : Yaesu[FT-991]」特有の考え方に翻弄された年老いた田舎のラジオ少年でした。(なぞなぞ解決でスッキリ・・・)
【JT-DX:勝手にサウンドカードを「Default Device」に書き換えてしまう】
【Windowsサウンド:既定の通信デバイス】
【Windowsを休ませない:USB入力デバイス常時給電】
【TS-990:[CAR]ツマミに注意】
【FT-991:DATA MODE 1500Hzシフト】
ローカルOM局のFT-8設定のお手伝いをしたのですが、初めて取り扱う「TS-990」と「FT-991」ということで、なかなかの難敵でした。
機種特有の設定を理解する時間も必要でしたが、今回は「JT-DX」と「Windows10」にも翻弄されました。

【JT-DX:勝手にサウンドカードを「Default Device」に書き換えてしまう】
どうにか「TS-990」でFT-8が動くようになり一安心というところでしたが、「時間が経つと送信出力が出なくなる」と言われました。
にわか知識の設定が悪いのかと思い再設定すると、ちゃんと動作します。
ところが、「しばらくすると送信出力が出なくなる」とのこと。

設定を見直すとオーディオが「Default Device」に変わっています。
何にもいじっていないのに、JT-DXが勝手に書き換えているらしい。???
以前もトラブルがあったということなので、「外付けサウンドカード⇒ACC2」から「USB Audio CODEC」に変更したのですが。・・・(うーん)

【Windowsサウンド:既定の通信デバイス】
デバイスマネージャーを覗くと、「ディスプレイ・PC本体・外付けサウンドカード・USB Audio CODEC」と多くのデバイスが並んでいます。
根気にネットを調べていくと、PC立ち上げなどで「サウンドデバイスに変化があると、JT-DXがDefalt Deviceに書き換えてしまうらしい。(余分なことを・・・)
解決策として、Windows10サウンドで「USB Audio CODECを既定の通信デバイス(Default)」に設定しておけば、JT-DXが書き換えても大丈夫ということです。(難問題解決、やれやれ)

【Windowsを休ませない:USB入力デバイス常時給電】
更に調べていくと、Windows10の省電力設定が悪さをしているらしい。
USB入力デバイスが省電力で立ち上ると、ちょっとしたタイミングで外付けサウンドカードやUSB接続のRS232C変換アダプタが認識できなくなり、TS-990の通信障害の原因となっているようです。
先ずは、スリープ動作はオールなし。
そして、「USBのセレクティブサスペンドの設定⇒無効」。

念には念を入れて、デバイスマネージャー⇒ヒューマン インターフェイス デバイスで、
USB入力デバイス⇒電源管理、「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする(A)」のチェックを外します。
【TS-990:[CAR]ツマミに注意】
TS-990には、もう一つDSCWを設定しましたが、今度はKenwoodの落とし穴が待っていました。
FT-8と同様、時々サウンドカードやCOMポートが認識されないことがありましたが、省電力問題は解決しているはず。・・・
ところが何回設定を見直しても、TS-990がTX状態になっているのにCW送信出力が出ないのです。???
取扱説明書を根気に見て行って、ようやく気付いたのがCWモードでのキャリアレベル調整。
前面パネルの二重ツマミ[CAR]が絞られていたのを、右に回していくとようやくCW信号が出力されました。(TS-990設定画像クリックで拡大表示)
【FT-991:DATA MODE 1500Hzシフト】
別のOMさんのFT-991ですが、TS-990の体験を基にスムースに設定できるはずでしたが、またしてもYaesuの落とし穴が待っていました。
FT-991の細かいメニューに困惑しながらも設定を終えたので、DX局をクリックするとしばらくしてQSO成立。(一安心)
ところがなんか変。
妙にデコード数が少ないし、送信周波数によってPowerメータの振れが少ないのです。
取扱説明書を見ながら、DATAモード時の送信帯域・受信帯域を拡げました。
送信の方は治りましたが、相変わらずデコード数が少ない。
JT-DXのワイドグラフをよーく見ると、1500Hz以上の帯域に信号がありません。・・・
受信帯域の制限メニューが他にもあるのかなと思い探しますが見つかりません。(あー困った)
その後、ネットを探していくと「DATAモードの初期値はPSK用になっているので、キャリア位置を設定」という記事を見つけました。
最新のRIGになってからは、キャリアポイントという考え方はすっかり忘れていましたが、初期設定の0Hzを1500Hzに上げてやると、見事にワイドグラフは0Hz~3000Hzまで信号が見えるようになりました。(これも難問題でした)(FT-991設定画像クリックで拡大表示)
今回ローカルOMさんのお手伝いを通じて、IC-7610では経験したことがなかった「JT-DX:Windows10:Kenwood [TS-990] : Yaesu[FT-991]」特有の考え方に翻弄された年老いた田舎のラジオ少年でした。(なぞなぞ解決でスッキリ・・・)
コメントする