DXを楽しんでいます その73【Kenya 5Z4/G3AB -3】

<2020年05月26日>
アプリケーションの違いによる受信レポート比較

【WSJT-X VS JTDX】


28MHz FT8

 この頃は夜になるとハイバンドが開ける傾向にあり、今夜も8時半頃から28MHzをワッチしますがパッとしません。

 一旦風呂に入り戻ってくると「5Z4/G3AB」を呼んでいるJA局が見えます。

 しばらくするとご本尊が見え始めたのでコール開始。(28MHzでは初めて)


 12:51:30 「5Z4/G3AB -19」。
 21:52:00 ぎりぎりの「-21dB」で「RR73」。

PSKREPORTER

 初めてのWKDの瞬間がリポートされています。

 難しいと思っていた28MHzなので本当に嬉しい。


WSJT-X

 10時を過ぎてくると安定して受信できるようになったので、以前より気になっていたアプリケーションの違いによる受信dB表示を比べてみます。

 「WSJT-X」。

 132430~132830の4分間の状況ですが、いずれも「+dB」です。

 132830のワイドグラフのスペクトラムも強く表示されています。

JTDX

 こちらは現在使っている「JTDX」。

 133000~133300の3分間の状況ですが、「-6~-7dB」です。

 133300のワイドグラフのスペクトラムは強く表示されています。


 CATの関係で「WSJT-XとJTDX」同時表示はエラーになったので、安定した受信状態で比較しましたが、結果として、受信dB表示は、およそ「10dB」の差がありました。

 OM諸氏の「WSJT-XとJTDX」を同時表示してデコードを比較した記事を見ると、優劣はなかったと書かれています。

 JTDXの表示は明らかに低いのですが、28MHzはノイズが少ないので「-20dB以下」の受信状況でもWKDできています。
 
 ただはっきり言えることは、アプリケーションの違いではなく、これまでのATNO解消実績から、スレスレのDXをデコードできる共用シャックの受信環境は素晴らしいということです。(感謝!!!)

 

 
 

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