IC-7610 その19【MAIN・SUBのADコンバーター及びヒートシンク交換】

<2023年01月27日>
和歌山では、受信無音現象が起こらなかった?

【気になるヒートシンクの温度は最大○○℃】


無事に到着
 1月11日に修理依頼したIC-7610ですが、待ちに待った修理完了メールが23日夕方に届きました。

 返送の宅急便は24日付でしたが、大雪の影響で遅れに遅れて本日届きました。(無事で良かった)

 配達日数・休日を除くと7営業日ですので、ICOMリペアセンターは迅速に対応してくれたと思います。



修理内容
 昨年12月11日に発症して以来あれだけ頻発していたのに、ICOMリペアセンターでは現象が確認できなかったとのこと。(不思議?)

 故障の状況からADコンバーターの故障で間違いないということで、ADコンバーター及びヒートシンクを交換して頂きました。

 症状が出ていたMAIN側だけでなくSUB側も対応して頂いたので安心です。



修理後
 早速下カバーを取り外して裏側基盤を見ると、ADコンバーターとヒートシンクがきれいになっています。

 それから、今回の故障で気になっているのがヒートシンクの温度です。

 修理依頼前にテスター付属の温度センサーで測った時、電源オンから45分後に56℃まで上がりました。(下カバーなし)

 この点について質問していたところ、リペアセンターで良品本体のヒートシンク温度を実測してくれました。

 その結果、4時間受信状態・上下カバーありで、「最大○○℃」との報告。

 予想以上の高温でした。(データは個人的使用限り)

 年老いた田舎のラジオ少年のシャックはエアコンが無いので、夏場は更に過酷です。(汗)

 ADC素子の温度範囲「-40℃ to 85℃」も心配ですが、今回の故障の根源であるヒートシンクの粘着物の耐久性がやっぱり気になります。



 今回の修理案件と併せて、内部点検・各部再調整・送受信点検、他総合点検も実施していただきました。

 迅速かつ丁寧に対応して頂いたICOMリペアセンターに感謝申し上げます。

 昨年の12月の発症に加えて、年の初めにはパソコンのトラブルも重なり、問題解決まで長い時間が掛かりましたが、ようやく年老いた田舎のラジオ少年の2023年がスタートします。(感謝・感謝)

 

 
 

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