リミッティングアンプ製作 その20【LMA81XCに進化? XLR入力増設】

<2026年07月03日>
OPA2134PAによる平衡入力と作動増幅回路

【ダイナミックマイクとECMのマイク感度、約20dBの差は大きい】


XLR メス・オス

 現用のリミッティングアンプのマイク入力は、XLRコネクタの「オス」を使っています。

 アマチュア無線機のマイク入力側のピンコネクタは殆どが「オス」なので、何の疑いもありませんでした。・・・

 今回の増設はECMの平衡出力に対応するので、オーディオ系に準拠してXLR入力は「メス」にします。

平衡入力

 無線用のマイクアンプは単一信号用の非反転増幅で十分ですが、今回は勉強も兼ねて、平衡入力の作動増幅回路にします。

 本格的なファンタム電源+48Vは必要ないので、ECM入力DCバイアスとしてリミッティングアンプ内部電源から+8Vを作ります。


作動増幅回路
 部品点数は少ないのですが、現物合わせでの部品配置や基盤の裏面配線に手こずりました。

 回路図やパターン図も作っているのに・・・、じわじわと年老いた田舎のラジオ少年の空間認識能力の劣化は進んでいます。(泣)

 今回の目的は、マイクを差し替えることなくダイナミックマイクとECMをスイッチで切り替えることなので、音質が向上するわけではありません。(苦)


基盤とコネクタ

 例によって基盤の裏側はお見せできませんが、JA4KUO/OMが配布されたLMA81XAの基盤の素晴らしさを改めて実感しました。(感謝)

 コネクタを多用してあり基盤の取り外しは本当に便利なので、今回もコネクタ接続にしましたが、細かいピンのカシメも大変でした。



増設基盤二階建て

 増設基盤接続。

 OPA2134PA・オーディオ用BP・金属皮膜抵抗を使用。(一応)




後面 XLR入力

 増設のXLRコネクタの穴あけは、根気にゴリゴリ。




左側

 左側から。

 六角支柱金属製を使って二階建て。



右側

 右側にはコネクタ配線が集中。

 細手のシールド線ならスマートなんですが。

 抜き差しは丈夫です。・・・



前面

 LINEスイッチ側が、ECM入力になります。



ECMマイクとダイナミックマイク切替

 お蔵入りしていた中華製ECMが簡単に使えるようになりました。

 スイッチひとつで現用のダイナミックマイクと切り替えできますが、マイク感度はダイナミックマイクが「-57dB」・ECMが「≒ -40dB」、約20dBの差は大きいので、リミッティングアンプのレベル設定は重要です。・・・

 JA4KUO/OMが命名された「LMA81XA」を2008年に製作、改良型「LMA81XB」に2017年バージョンアップ。

 そして今回、自己流で機能増設、勝手に「LMA81XC」?と命名。

 今年で18年目になる前動型リミッティングアンプですが、SDRの時代においても必要不可欠なものとなっています。(感謝)


 

 
 

コメント(2)

LMA81XC、いいですね。私が作りたいと思った際には、基板頒布終了でできませんでした。

XLR端子用のマイクアンプをLT1037のオペアンプ(8ピン1回路入)で作りました。
こだわりはコンデンサーで、試しにすべてセラミックコンデンサで組みました。
出力にはダンピング抵抗必要、負帰還にはRだけでなくやっぱり小さなCも必要、と近所のOMに教わりながらいろいろ定数を変えてみながら。
なかなか良い音に仕上がりましたヨ。

それにしても、自作リミッティングアンプ、いいなァ~。

NRYさん ご無沙汰しています。

細かい積み重ねがあってこそ、良い音になるんですね~。
超スーパーローカルのOMさん共々、FBです。以前QSOさせていただきました。

かなり前に中華製マイクの改造が話題になりましたが、当局に回ってきたのは中身が違うNW-700でした。(泣)
標準回路での増設なのに、LMA81XCとは・・・(見た目だけ)

時々、午後の時間帯に7MHzをワッチしていますので、またお会いしましょう。

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