リミッティングアンプ製作 その19【回り込み対策追加】

<2018年12月02日>
20数年ぶりの3.5MHzSSB

【モニター音がおかしい】


3.5MHz短縮アンテナ

 7MHzダイポールをマルチバンド化するときに、ローディングコイルを付加した3.5MHz短縮アンテナです。
 前のQTHではフルサイズが当たり前でしたが、現在はおまけ程度でFT8で近場のDX気分を味わっています。

 しかしSSBは、3KHzごとにお馴染みグループや音に厳しいOMが出ているという印象があり怖くてオンエアできません。
 (中には物凄いパワーで10KHz位拡がっている局もいますが・・・)
 


3.5MHzSSB

 昨夜、コンディションの関係なのかSSBバンド内が珍しく空いています。
 そこで思いついたのがローカルOMに付き合ってもらうことです。
 いつも7MHzでローカルラグチューをしているOMさんに430MHzで声をかけたところOKとなりました。

 3.5MHzSSBでOMさんとQSOするのは実に20数年ぶり。
 いつもの7MHzよりも安定しているのでヘッドフォンに切り替えると、実にFBなOMの声が聞こえてきます。

 次は送信です。
 うん?。モニター音がおかしい。
 感激のQSOの中にも、頭の中は・・・

 夜始めると遅くなるので、明日テストすることに。


回り込み対策

 朝食後、早速テスト開始。
 ヘッドフォンへの回り込みかと思ったがそうではないらしい。
 SSB送信しながら、マイクコードをIC-7610から離していくと回り込み音が小さくなります。

 次に、CW送信状態にしてリミッティングアンプ本体のオーディオモニターを聞いてみると、Keyを押すたびにブツブツ音が聞こます。
 確かにマイク回路への回り込みです。

 手本にした回路にはないのですが、MICのキャノンコネクタ端子のGND側を0.01μFでシャーシーにアースしました。
 再度、CW送信でテスト。
 SSBもJST-135でエアモニターしましたが、回り込みは無くなりました。


 3.5MHzの猛者OMに指摘される前に気が付いて良かった~。
 7~28MHzも同様にテストしましたが大丈夫でした。
 いつでもモニターは大事です。(反省)


 

 
 

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