CMSに挑戦 その1 【Movable Type5】

<2011年04月23日>
公式サイトのリニューアル

【MTタグと悪戦苦闘】

 公式サイトのリニューアルに際して、少しお手伝いすることになった。
 もちろんHTMLの知識さえ乏しいものが自力でできるわけがない。

 そこで、ベンダーさんの出番である。
 しかし、サイト構築技術があるがコンテンツの中身は専門でない。
 一方、お手伝い側は、技術はないがコンテンツは多少分かる。

 ということで、ベンダーさんとの二人三脚で取り組んだ公式サイトであったが、ようやくリニューアルオープンにこぎつけた。

飛騨市公式サイト

 昨今の自治体では、CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)を導入して構築する事例が多くあり、機能的にも優れ管理もしやすく見栄えも良い。
 インターネット上には立派な公式サイトがたくさん構築されている。
 しかし、優秀なCMSは価格が高く制作費も高額であり、小さな自治体には多くの予算を費やすことはできない。

MTテンプレート
 これまでのサイトは、ホームページ編集ソフト(Dreamweaver)でHTML編集をしてあった。
 構築から年数が経つにつれ、カテゴリ構成の変更に多くの手間がかかったり、ページの管理が行き届かないなど使いにくいものになっていた。
 時の流れと共にホームページ事態の寿命が短いのは仕方がないことでもあるのだが。
 そこで、メーカー製CMSのような出来上がりのシステムではないが、汎用性があり世の中にかなり普及してきた「MovableType」で構築することとした。
 ただ、「MovableType」をそのまま使うのではなく、機能強化アプリケーションを組み合わせ、簡易CMSとして構築することとした。

ウェブページソース
 実際の構築作業はベンダーさんに依頼するとはいえ、「MovableType」の仕組みが分からないのでは仕様書も作れない。
 「MovableType」の解説書は複数発行されているし、ネット上にも「MovableType」を解説するブログがたくさんある。
 ライセンスを購入、アプリケーションをダウンロード。
 年老いた田舎のラジオ少年が学習する環境は整った。
 しかし、「MovableType」が汎用性があるといっても、ワードやエクセルのようにそのまま使えるわけではない。
 アプリケーションの構成、MTタグ、データベース、サーバなど覚えることが山ほどある。
 もちろん専門的なことまで覚える必要はないのだが、基本的なこと位は理解していないと、カテゴリやコンテンツの構成をどうするか、CMSとしての機能をどう実現させるかなど考えることもできない。
 悪戦苦闘はサーバへのセットアップから始まり、テンプレートの構築、プラグインの設定、バグなどシステム上の課題を解決しながら、カテゴリ構成、コンテンツの洗い直し、現行ページの移行作業などサイト構築を進めてきた。
 長い道程であったがどうにかリニューアルオープンにこぎつけることができた。
 ベンダーさんや関係者のサポートに深く感謝!!!


 

 
 

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