Movable Typeの「XMLRPC APIにおける脆弱性」 その2【Movable Type 7 r.5003 セキュリティアップデート】

<2021年11月26日>
データベース Index Duplicate & 再構築エラー

【運用再開後の遡及記事です。】


Movable Type 7 r.5003

 Movable Typeの「XMLRPC APIにおける脆弱性」に関するネット検索を行うと、修正から1か月以上経っているので具体的な対処方法の記事が数多く見つかります。
 
 とにもかくにも、セキュリティ問題を解消した修正バージョン「 Movable Type 7 r.5003」にアップデートしなければなりません。


Upgrade開始
 11月24日時点でのWebsite状況を残しておくため、アップデート前にCMSとD.B.のバックアップをしておきます。

 CMSアップデートやD.B.管理の操作をすっかり忘れているので、以前記録していた手順書を見ながら慎重に行います。



Upgradeエラー
 早速Upgradeエラー。

 この時点でかなりあせりますが、心を落ち着かせてエラーメッセージを眺めてみると、create indexで生成されるindex名が重複しているということらしい。



データベース

 慣れないD.B.の管理ツールでインデックスを探していくと、エラーメッセージの「cf_idx_value_varcher」が見つかりました。

 インデックスの二重生成エラーということらしいので、エイヤーでインデックスを削除。(大丈夫か?)


Upgrade成功
 アップデートを再実行すると、運よくUpgrade成功。



再構築エラー
 CMS管理にアクセスすると無事に「最新のMovable Typeです」と表示。

 Websiteの再構築をすると、またしてもエラーメッセージ。(あちゃー)

 それもそのはず、以前にカスタマイズしたプラグインやスタイルシートなどは引き継がれません。

 事前にバックアップしておいたデータからpluginやsupportファイルを追加したところWebsiteは復活しました。(ヤレヤレ)

 しかしながら、改ざんされたファイルを削除しないことには、まだまだ再公開はできません。(汗)



 

 
 

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